ABOUT LAMINATE

LAMINATE KIND

 

ホットラミネート

いわゆる普通の”ラミネート加工”の事をいいます。主な特徴としては、フィルムのふち(透明か艶消し)が標準で5ミリ出ているということで、フィルムを開いて原稿を挟んだらラミネーターに挟んで加工します。フィルムのふちが5ミリ出ており、水が簡単に浸入することはありませんが、完全防水ではないため、水没していると1日〜2日でふちから水が浸入してきます。あくまで防滴というった用途になります。完全防水と書いてあるサイトがありますが、まずそんなことはありませんので注意しましょう。フィルムの厚さは、基本は38ミクロン、100ミクロン、150ミクロン、200ミクロン、250ミクロン、350ミクロンとあり、ホットラミネートの表面はクリア・片面マット・両面マットがありますが基本的に業務用ラミネーターのロールフィルムは、38ミクロン 100ミクロン、150ミクロン、250ミクロンの加工が可能となっています。200ミクロン、250ミクロン、350ミクロンの加工に関しましては、パックフィルムという挟んでラミネーターに通す販売用フィルムを使うと加工できます。業務用フィルムと販売用のフィルムの境は基本的になく、販売用のフィルムでの加工が一般的となるのでプロの業者と一般の違いはフィルムという観点から見るとないということになります。ラミネート(laminate)とは元来「異種の素材を貼り合わせる」加工全般を指していますが、特に出力業界ではプリンタ出力したポスター等の表面に薄いフィルムを貼ることにより、水や汚れから守る加工のことをいいます。また、「パウチ」も同義で、(株)明光商会が「MSパウチ」という商品を開発してから一般に小型のラミネートそのものを「パウチ」と呼称するようになったようです。

 

注意事項として、水分の多いものはホットラミネートには向きませんので、気を付けましょう。 熱で水分が蒸発して逃げきれずアワ状の気泡が入ったり、クレーター状のあばたが出来たりします。 特に薄手の32ミクロンはこれらの現象が起きることが多いです。例えば、インクジェットプリンター(染料系インク)で出力したものなどで、出力後あまり時間が経過していなかったり、丸めた状態で置いておいたものや、水分の多い糊で貼り合わせたもの、または、水彩絵の具、墨汁等で書いたもので、良く乾燥させていないものなどはよく乾かしてからラミネートをする必要があります。

 

コールドラミネート

熱を加えるホットラミネートとは異なり、常温で接着するフィルムの裏紙をはがしながらローラーの圧力によってフィルムを原稿に接着させる加工方法です。クレヨン画や感熱紙など熱に弱い素材の加工に適しています。専用のコールドラミネートフィルムとコールドラミネート機能のあるラミネーターが必要です。基材と粘着性接着剤で構成されているため、加熱の必要はありませんが、切り落としたときにベタツキが残ったり、コストが高いのが難点です。加圧・搬送の方法は両方ともほぼ同じなので、加熱式ラミネートマシンでもリケイ紙(粘着材の保護紙)巻き取り装置のオプションを用意し、ホット、コールド両方のフイルムが使用可能な機種もあります。

 

コールドラミネートの利点は、インクジェット出力のラミネート加工に適しており、ホットラミネートに比べ熱変化がない分インクへの影響が少なくなります。このことから工場案内、店内のディスプレイ等に需要があります。掲示する場合はフィルム表面が柔らかい為、ラック等に入れて飾っているところが多くなります。コールドラミネートの特徴としては、片面、両面の加工が任意に加工が可能となるので、ふち(標準で5ミリ)や角丸(標準で5ミリ)が付かないという特徴があり、フィルムは標準でUVカット80ミクロンを使用している業者が多く、理由としては基本的にコールドラミネートは大型の高画質インクジェット出力に対応する為のラミネート加工だからです。

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2015/4/2 更新